横浜市交通安全協会(板橋悟会長)ではこのほど自転車会を設立し、2月1日から会員向けの団体保険「ハマの自転車保険」を販売している。
年間掛け金は1500円〜3000円で、賠償責任は最大1億円を補償。横浜市内に在住、在勤、在学者などが対象となる。
島田晴規専務理事は、「全交通事故の約2割に自転車が関係している。正しい乗り方、ルールやマナーの周知がまだ不十分」と現状を説明し、「自転車会では正しい乗り方の推進や会員向けの講習の実施、自転車保険の普及をはかりたい」と展望を話した。
引受保険会社は損害保険ジャパン日本興亜(株)で、これは横浜市と同社の包括連携協定の一環によるもの。先日の記者会見で手塚文雄道路局長は、「自転車が加害者になり高額賠償になった事例がある一方、被害者になっても十分な賠償が受けられないこともある。安協と損保ジャパンに尽力していただき、自転車を正しく使って安心して過ごせる街を目指したい」と話していた。
全国では兵庫県交通安全協会が県民向けの自転車保険を販売しているが、首都圏では初。団体保険のため、価格も割安になっている。
自転車保険の申し込みは、安協のホームページ【URL】http://www.yokohama-ankyo.or.jp/jitenshakaiから可能。
詳細および問合せは同会【電話】045・663・3011まで。
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