被災地では5月上旬まで需要があるといわれる使い捨てカイロ。中区の本牧和田地域ケアプラザ1階ロビーに設置された募集箱=写真=では、3月31日まで未使用カイロの寄付を受け付けている。
2011年11月から毎年この活動に取り組んでいるのは、ボランティア団体「みどりの会」の北野順子さん=本牧在住。10年に大地震に見舞われたハイチ共和国の支援を行う団体「セスラ」と協同で行う。寄付されたカイロは、宮城県石巻市と同県女川町の仮設住宅に届けられており、被災地の自治会が受け入れの窓口となっている。そのため、現地で仮設住宅の入居者に要不要を確認した上で配布されており、必要な人に届く仕組みとなっている。
北野さんは、11年7月に被災地でボランティア団体の炊き出しに参加。冬が近づく状況でカイロのニーズが高いことを知り、この活動を思いついた。2年目からは市内複数の小中学校の協力も得て、これまでに被災地に届けたカイロは約4万4千個におよぶという。北野さんは「必要とされる限りは継続していきたい」と話している。同活動への問い合わせは【メール】junco-k@mtj.biglobe.ne.jpへ。
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