２月に発行した冊子
市経済局雇用労働課は、労働にまつわる基礎知識をまとめた「ワーキングガイド２０１５」を市内の県立および市立などの高校に配布している。
同課では、これからアルバイトを行う機会の多い若者向けに「これだけは知っておきたい10のこと」として、今年２月に携帯しやすいハガキサイズの冊子（８頁）を初めて作成した。知って得するよくある質問や働く前の契約内容チェック、最低賃金、残業手当など、10項目からなり、ポイントが簡潔にまとめられている。
この冊子は、労働法制の基礎知識の啓発を目的に同課が毎年作成している「ワーキングガイド」（Ａ５判・78頁）の簡易版。過重労働や残業代未支給、パワハラなどが横行する、いわゆる「ブラック企業」「ブラックアルバイト」が社会問題化する中で、これまでの冊子では専門的で内容が難しく、若い世代に伝えることが困難として企画された。
同課では「４月は初めてアルバイトをする高校生も多い。働くうえでの基礎知識として役立ててほしい」と話している。
同冊子は経済局雇用労働課のＨＰからもダウンロード可能。
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