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中区・西区版 公開:2017年9月21日 エリアトップへ

大西卓哉さん 母校・聖光で宇宙語る つらい経験将来の糧に 受験生にエールも

教育

公開:2017年9月21日

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壇上を下りて生徒の質問に答える大西さん(右)
壇上を下りて生徒の質問に答える大西さん(右)

 昨年10月に国際宇宙ステーション(ISS)から帰還した宇宙飛行士の大西卓哉さん(41)が9月14日、母校である聖光学院中学高等学校=中区滝之上100=の講堂で1300人を超す生徒を前に「ミッション報告会」を行った。

 大西さんは昨年の7月7日にロシアのソユーズロケットで地上400KmのISSへ。マウスの飼育やタンパク質結晶の生成実験など様々な任務に取組み115日間を宇宙で過ごした。

重力の不思議、説明も

 ISSが重力の影響を受けるものの落下しないのは「秒速8Kmという高速で飛び続けているから」と説明。イラストを使い、地上でも速い球ほど遠くまで飛ぶことを例に生徒たちの関心を集めていた。また、宇宙から撮影したドバイの人工島「パーム・アイランド」や光り輝くヨーロッパの夜景、オーロラなどの写真を披露。その情景に会場から驚きの声が上がっていた。

 7年におよぶ厳しい訓練を乗り越えてきた大西さん。「訓練でできないことは本番でもできない」とその重要性を強調。質疑応答では、受験を控えた高校3年生に訓練などで精神的に追い込まれた時の対処を問われると「つらいからこそ自分を成長させられる。それが将来の糧になる」とエールを送っていた。

 同学院宇宙開発研究会の尼子智大さん(高校1年)は「打ち上げなど動画でみていたけれど、生の感想を聞けてよかった」と興奮気味に話していた。講演を終え大西さんは「このような機会は、宇宙飛行士としての仕事の価値を再認識できる」と語っていた。

 大西さんは聖光学院の31期生。全日空の副操縦士をへて宇宙航空開発機構へ。昨年の打ち上げは、同校で中継放送された。

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