１世紀の歩みを紹介する記念誌（開港記念会館）
中区役所は、開港記念会館の「ジャックの塔」（時計塔）に登ることができるチケット付きの記念誌を、11月11日（土）に同記念館事務室で限定３００冊販売する。１部１５００円税込。
塔登りは12月16日（土）の午前10時から午後３時までを予定しており、記念誌に添付されたチケットには30分刻みの時間が指定されている。塔内は１１７段の狭い螺旋階段となっておりスカート、ヒールは不可。対象は小学校３年生以上、身長１２０cm以上となっている。雨天決行。
ジャックの塔は、三塔の日を記念した３月のイベントと開港記念日の６月２日の年２回、人数限定で公開しているが、それ以外は非公開となっている。中区役所では「より多くの市民の皆様に横浜市開港記念館会館について知っていただきたい」と話している。
記念誌はＡ４判１０４ページのオールカラー。開港記念会館の誕生の経緯や関東大震災からの復興、また空襲、接収、返還、返還後の存廃論、さらに平成元年の屋根ドーム復元、国の重要文化財指定など１世紀にわたる歴史を、写真を多用して紹介している。同記念会館は今年７月１日に開館１００周年を迎えた。
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