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一足早く100年誌 西消防署

社会

公開:2018年1月1日

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西消防署の中嶋俊明署長(右)と、作成に尽力した福元五喜副署長
西消防署の中嶋俊明署長(右)と、作成に尽力した福元五喜副署長

 2019年は西区・中区の両消防署が創設100周年を迎える。その前年となる今年、西消防署(中嶋俊明署長)では一足早い「100年誌」を製作。記念誌は1月5日(金)に行われる西区消防出初式で、来場者へ配布する。

「移転せず」は国内で唯一

 西消防署は1919(大正8)年、第一消防署として現在の戸部本町の地に創設。関東大震災による初代庁舎焼失、横浜大空襲にも耐えた2代目庁舎、1977年に建替えられた現庁舎と、現在まで一度も移転や統廃合を経験していない。同署によると、これは全国の消防署で唯一だという。

 100周年を控え、同署のあゆみや災害の歴史を共有し、節目に向けて地域の防災意識を高めてもらおうと記念誌製作に至った。

 記念誌はオールカラー32ページ。署内に保管されていた大正・昭和・平成にかけての消防車や災害の様子などの記録写真や、同署の沿革や主な火災被害を年表で紹介。100年の歴史が凝縮されている。

 扉絵の2枚の写真は、1947年頃の火災出動風景と、それを忠実に再現した今の様子。当時と同じ京急電車が通過する瞬間に合わせて撮った力作だ。

 発行にあたっては地元企業150社が協賛。誌面に収まりきらない資料はDVDに資料集として収めるほどの力の入れようだ。

副署長が徹底調査

 記念誌は署員一丸となりアイデアを出し合い作成。中でも中嶋署長が「一番頑張ってくれた」とねぎらうのは福元五喜副署長。法務局や中央図書館で当時の資料を調べ上げた。実は完成直前、現住所と違う地番が書いてある文献を発見。「移転していない唯一の消防署」ではないのかと緊張が走ったが、副署長の調査の結果、文献自体の誤植であったことが判明した。他市の消防署からも「ここまで調べ上げたのは素晴らしい」と称賛の声が上がったという。

 一斉放水などを行う5日の出初式では300部を配布予定。会場は横浜市民防災センター=神奈川区沢渡4の7=で、午後1時開場。

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