シリア、イラク、イエメンの紛争地の日常を活写した写真展「わたしの街を返して」がみなとみらいギャラリーで12月25日まで開催された=写真。
2010年から15年にかけて、世界の紛争による死傷者の約半数が集中するという中東の3カ国。写真展では、その現場で赤十字関係者が撮影したものを展示。家だけでなく息子も失った男性や夫を失い幼い子どもを育てる女性など、日常を奪われた人々の姿や政治的に中立だからこそ紛争地に物資を届けることができる赤十字社の活動なども紹介されていた。
開催にあたり赤十字国際委員会駐日事務所のリン・シュレーダー代表は「平和な国にいると紛争地の実態を想像するのは難しい。一般の人に現状を知ってもらえたら」と話していた。
この国際人道を啓発する写真展は9回目。日本赤十字社と赤十字国際委員会、キヤノン(株)が共催した。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>