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中区・西区版 公開:2018年6月21日 エリアトップへ

「初代庁舎の写真求む」 西消防署 100周年前に

社会

公開:2018年6月21日

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唯一の手がかりとされる資料。奥の建物が初代庁舎とみられるが、裏付けとなる撮影年が分からず断定できない(横浜鳶工事協同組合『消防と鳶と百廿年』より)
唯一の手がかりとされる資料。奥の建物が初代庁舎とみられるが、裏付けとなる撮影年が分からず断定できない(横浜鳶工事協同組合『消防と鳶と百廿年』より)

 消防署からの「探しています」―。

 来年創設100周年となる西消防署(宮川淳一署長)では、1919年(大正8年)に設置された初代消防庁舎の写真を探している。

 西消防署は第一消防署(当時)として開設以来、移転や統廃合を経験せずに来年100周年を迎える全国唯一の消防署。記録によると、初代庁舎は木造2階建てで、建築面積は約255平方メートル。95尺(約30m)の鉄製の火見やぐらを備えていた。1923年に関東大震災により焼失し、わずか4年しか使われなかった。

 同署では今年1月の記念誌作成に合わせ、図書館などで同署にまつわる資料を捜索してきた。初代庁舎に関しては建物の間取り図などはあったが、確証が持てる写真は見つからなかった。

手がかりは1冊の資料

 唯一の手かがりは、横浜鳶工事協同組合が発行した『消防と鳶と百廿(ひゃくにじゅう)年』という記念誌。この中に、現在の消防団にあたる消防組の集合写真が掲載されている。

 間取り図などと照らしわせると、この背景に写る建物こそが初代庁舎である可能性が高い。しかし撮影年が不明のため、断定には至っていない。そこで同署では広く一般に向けて、写真を所有している人がいないか呼びかけることとなった。

 宮川署長は「設立当初の貴重な写真の発見は西消防署署員全員にとっての悲願。心当たりある方はご連絡ください」と話している。情報提供は西消防署【電話】045・313・0119へ。
 

資料を説明する宮川署長(右)ら
資料を説明する宮川署長(右)ら

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