本牧市民プール再整備に向け市は、事業者との「対話」結果をこのほど公表した。
この意見交換は、同プール再整備の考え方や実施条件などに関する民間事業者の意向を市が把握するもの。6月18日から27日までの間に、建設関係10者、管理運営関係8者の計18者との対話が行われた。
11の対話項目が設けられた。そのうちの1つ、具体的な施設内容やイメージ、コンセプトについて、屋外プール施設の多様な利用方法を民間事業者は想定していることが分かる。サーフィンが行える設備の付加やテニスコートに転換できる設備、スケートボード場としての利用などが寄せられた。
またプールサイドの活用法としてアスレチック、バーベキュー、ボルダリングなどの構想もあった。
屋外プールと一体的に整備する計画の民間施設については、飲食やスポーツ、商業を目的とした施設が考えられるという。
課題として公共施設である屋外プールと民間施設のそれぞれの駐車場利用について、スムーズな運用がネックになるという指摘もあった。
事業手法についても事業者からは、夏期以外にプールを利活用するための設備や機能を公共施設として整備するのか、独立採算型の民間施設として整備するのか、その範囲の明確化を求める声も複数寄せられていた。
市は2019年度上半期に再整備事業を実施する事業者募集を開始。建て替え後の再開は22年度の予定。
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