中区千代崎町の「本牧ゆあそび館」のロビーで9月20日、「銭湯寄席」が開かれた。
この日出演したのは、二ツ目の入船亭小辰さん。本牧や観客にまつわる小噺や名前の「こたつ」をネタに笑いを取りながら、『真田小僧』と『夢の酒』の2つの演目を披露。会場は大きな笑いに包まれた。夫婦で落語を聞きにきたという赤尾壽圀さん(79)は「古典落語を初めて聞いたが面白かった。たくさん笑った」と笑顔。「銭湯も初めて」と話し、落語の後のお風呂も楽しみにしていた。
同イベントは5年前から、区民の健康増進を目的に中区役所が企画。横浜にぎわい座が協力し、中区浴場組合の銭湯を会場に実施。中区浴場組合の福井正隆組合長は「笑いと入浴。どちらも健康に良い。若手落語家の成長も楽しみ」と話していた。次回の銭湯寄席は、10月18日(木)の午後0時30分から2時まで「弁天湯」=中区弥生町=で開催。11月29日(木)は「利世館」=同伊勢佐木町=で開催(時間と出演者は未定)。先着順で定員あり。
参加費は入浴料込みで500円(タオル等は持参)。申込みは中区役所高齢・障害支援課【電話】045・224・8173へ。
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