神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2018年10月18日 エリアトップへ

幻のオオハラホール知っていますか?

文化

公開:2018年10月18日

  • LINE
  • hatena
横浜稲門グリークラブのために作られたホールだった
横浜稲門グリークラブのために作られたホールだった

 京急戸部駅から徒歩1分。レストランが入るビルの奥に小さな音楽ホールが今年春まで存在していたのをご存じだろうか。

 その名は「オオハラホール」。サクラ材の壁と中心の柱が特徴の、最大150人ほどが入れる約300平方メートルのホールだ。

 1995年、早稲田大学グリークラブ出身の大原正實さんが自社ビルを建設する際「横浜でOB合唱団をやりたい」と、先に練習場所としてビル2階にホールが完成。

 翌年、大原さんが県内OBたちに「オオハラホールでハモりませんか?」と呼びかけ、16人の有志による横浜稲門グリークラブが結成された。

 大原さんは2004年に72歳で急逝したが、以降も毎週の練習や発表の場として使われ続けた。同クラブ以外にも小規模な演奏会場として貸し出されていたが、設備等の老朽化に伴いホールは今年3月で閉鎖。4月には同クラブ主催のお別れ会が開かれた。

 メンバーで保土ケ谷区在住の中澤亨さん(78)は「定年を迎えたメンバーばかりなので、ホールでの練習が社会との接点。ボケ防止と勉強の場でした。幸せな時を過ごしましたね」と振り返る。練習場所は近くの音楽サロンに移り、ホール跡地はこの秋、病院として新たな一歩を踏み出す。

(写真は同クラブ提供)
 

練習後は月に一度ロビーでの懇親会、通称「オオハラバー」が開かれた
練習後は月に一度ロビーでの懇親会、通称「オオハラバー」が開かれた

5月9日は馬車道であいすくりーむの日イベント

チャリティ協力者に馬車道あいすをプレゼント。11時~配布スタート

https://www.bashamichi.or.jp/

<PR>

中区・西区・南区版のローカルニュース最新6

横山剣さんら出演 年に一度の横浜感謝祭「ハマフェスY165」が5月25、26日に

胃がん患者の会が例会

胃がん患者の会が例会

5月11日、参加者募集

5月2日

中学生が産品販売

横浜橋通商店街

中学生が産品販売

石狩から修学旅行で

5月2日

ラグビー場で各種体験

なか国際交流ラウンジ

ラグビー場で各種体験

キヤノンが利用者招待

5月2日

名称新たに魅力を発信

横浜市観光協会

名称新たに魅力を発信

まちのブランド力向上へ

5月2日

横浜・大佛次郎記念館で仏画家 ポール・ルヌアール没後100年企画展

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook