伊勢佐木町7丁目にある飲食店4店(ラトリエビルド、どんや宝、山屋キッチン、山屋バル)が協力して商店街ならではの4段重「おせち」を販売している。2017年の正月からこの特製おせちを提供しており、3年目の正月となる。
販売することになったきっかけは飲みの席で出たアイデアだった。「伊勢佐木町七丁目商店街をどうしたら盛り上げられるか」を話していたところ、山屋キッチンの藤本貴浩店主から「おせちを作ってみよう」と提案が。1店舗で4段重を大量に作るのは難しいが、各店舗1段分であれば実現できるとチャレンジすることになった。
毎年手作りのビラや各店のSNSで宣伝をしており、約170人前の予約が入るという。
中身は和食の段が2段、洋食の段が2段。「鮑のふっくら煮」「フォアグラのテリーヌ」「横浜野菜の浅漬け」「ラムロースト」などが入ったオードブルの要素がありつつも昆布締めや数の子、黒豆など伝統的な料理も入れ、あくまで「おせち」になるようにしている。
ラトリエビルドの沼田淳店主=写真=は「各店の特色が出たおせちになっている。少しでも商店街に足を運んでもらうきっかけになれば」と話す。
4人前が1万8千円、2人前が9千5百円(いずれも税別)。12月22日(土)まで予約を受付。問合せ・申込はラトリエビルド沼田店主【電話】045・315・5205へ。
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