JR石川町駅構内に飾られている色とりどりの花。1964年5月19日に駅舎が開業したその日から55年間、絶え間なく利用者の目を楽しませているこの花は、実は横浜女学院中学校高等学校の生徒が生けている。
担当するのは美化委員会のメンバーたち。中高の各クラスに2人いる美化委員が当番制で、花瓶の水や花の管理を行っているという。「日頃お世話になっている駅や地域のために少しでも恩返しができれば」と同学院の金子大理事長。以前は南口(元町側)改札横のコンコースに飾られていたがバリアフリー工事に伴い、現在はみどりの窓口に設置。駅員の話では利用者に「お花がきれいね」と声をかけられることも多いといい、2010年には長年の活動が称えられ、国土交通大臣から表彰を受けた。
「花で季節感を感じてもらえたら」と副委員長の牧嶋紗瑛さん(16)。委員長の高山聡華さん(17)は、「駅を通る時には花の様子が気になりますね。花で駅が明るくなれば嬉しいです」と話している。
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