本牧市民・臨海公園内に展示されている蒸気機関車「D51(デゴイチ)」。老朽化により非公開となっていたが、3月までに補修が完了し、このほど再び公開された。
圧巻の全長20m
全長約20m、幅約3m、高さ約4mの鉄の塊である車体は塗り直され黒光り。運転室では加減弁ハンドルや空気圧力計などの機器類も間近にみることができ、走り出しそうな臨場感を味わえる。
D51は国鉄の代表的な蒸気機関車で「デゴイチ」の愛称で親しまれてきた。同公園に展示されている車体は1941年に大宮で製造され東北本線などで活躍。69年に新鶴見機関区に配置され70年11月に廃車。同年12月に横浜市が借り受けている。そのため今回の補修もJRが実施した。
後部の「炭水車」は、運動場のスプリンクラー用貯水槽として使用されており、その意味では「現役」だ。後方には、車体を回転させる「転車台」も設置されている(未補修のため立入禁止)。
4月から同公園の指定管理者となった横浜植木のスタッフは「D51は公園内でもあまり注目されていなかったですが、花など植栽してフォトスポットにできれば」と期待している。
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