サッカーJ2横浜FCにジュビロ磐田から完全移籍した元日本代表・中村俊輔選手(41)が16日、ニッパツ三ツ沢球技場内で入団会見した。
「自分が入ったら色を出せるのかなというイメージが一番あった」と移籍の理由を語った中村選手。自身初となるJ2での戦いを前に「すぐに結果を出す準備はできている。チームをJ1にあげたいし、自分もまたJ1の選手になりたい」と決意を口にした。
戸塚区出身。桐光学園高校から横浜マリノス(当時)に入団した97年のリーグ戦でプロ初ゴールを挙げたのが、この日の会見場となった三ツ沢球技場だった。世界を舞台に活躍してきた稀代のレフティーが「故郷」で再び輝きを放つことになる。
恩返しの気持ちで突き進むだけ
横浜FCへの移籍にあたり、プロ人生の多くの時間を過ごしたマリノスの存在について問われた中村選手は「1つのクラブでサッカー人生を全うする人もいれば、そうでない人もいる。ジュビロにも助けられたし、今回もそう。恩を返したい気持ち。突き進むだけ」とした。
J1広島から皆川選手も移籍
横浜FCは中村選手のほか、サンフレッチェ広島から日本代表出場歴のあるFW皆川佑介選手(27)も完全移籍で獲得している。
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