中区根岸町の障がい者地域作業所「第2ブルースカイ」の利用者らが10月30日、横浜赤レンガ倉庫1号館の「岡部文明2019展」を訪れた。
同展は11月3日まで開催されていたもの。高校2年時にラグビー練習中の負傷で両手両足の自由を失った岡部さんは、ニュージーランドの学生ラガーマンからの見舞いをきっかけに再起。以来50年近くに渡りピエロをテーマに絵を描き続け、国内外で個展を開催している。会期中は大小200点の作品が展示されていた。
この日は同作業所と親交のある望洋自治会の有馬弘政会長が引率。偶然居合わせた岡部さん本人が作品を直接解説した。
普段から絵を描いているという利用者に岡部さんは「最初はモノマネから入ればいいよ」とアドバイス。「無理無理」と謙遜すると「無理じゃないよ。ハンディをハンディと考えず、武器と思うことを忘れちゃいけないよ」と語りかけた。
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