今年8月に設立された一般社団法人かながわ高齢者住まい連絡協議会(かな住協)が10月29日、設立記念フォーラムをロイヤルホールヨコハマで開いた。
神奈川県で民間企業による介護施設や高齢者向け住宅を整備する動きが活発化するなかで、これらの施設で働く人材の確保や育成が課題となっている。そこで同会は、高齢者が地域の中で自分らしい生活を送るために、必要なサービスを受けられる地域包括ケアシステムを自治体、企業・法人などと連携して整えようと設立された。
公益社団法人かながわ福祉サービス振興会の会長を務める瀬戸恒彦氏が会長を務め、福祉や住宅関係の事業者など全7人が役員に名を連ねる。
設立フォーラムでは、瀬戸会長が同会の設立趣旨を説明したあと、(一社)シルバーサービス振興会の中井孝之常務理事が「地域包括ケアにおける高齢者の住まい」をテーマに講演。2040年を見据えた介護を巡る問題や地域包括ケアシステムのなかで考えられる高齢者の住まいについて説明した。
同会では今後、高齢者の住環境向上に関する情報提供や研修を行う。
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