くす玉を開いて祝福＝12月６日
みなとみらい21地区のＪＩＣＡ横浜・海外移住資料館がこのほど、来館者60万人を達成した。12月６日には式典が開かれ、国際支援学習の一環として同資料館を訪れた公文国際学園＝戸塚区＝の中学１年生25人が、60万人目としてくす玉を開
いて節目を祝った。
同資料館の熊谷晃子館長は、今年４月に出入国管理法が改正されたことでこれまで以上に外国人労働者が増加することを紹介。一方で、日本においても最近まで国策として集団による海外移住が行われていたことを説明し、その詳細が分かる資料館の意義を子どもたちに語りかけていた。
式典では同学園の生徒を代表して張智賢（ともよし）さん（12）があいさつ。「この機会に（日本人の海外移住について）しっかり学びたいです」と元気よく話していた。
同資料館には、ＪＩＣＡの元職員や企業等で南米在住経験などを持つガイドボランティア（登録制）が21人おり、当日は中学生が２班に分かれてガイドから展示物の説明を受けながら館内をめぐった。
ガイドの説明を聞く生徒たち
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