「3月4日はスカーフの日」。そこで横浜スカーフの専門店・横濱工房馬車道関内店の中島英博店長に横浜スカーフの魅力を聞いた。
横浜では開港後、生糸の輸出が盛んになりハンカチーフが誕生。昭和に入るとスカーフが主流となった。戦後にはスカーフブームが到来し1970年代後半になると世界の生産量の約50%を横浜産のスカーフが占めるほどだった。
横浜のスカーフ作りは図案から型、染め、縫製など多くの工程を横浜の企業が担っているのが特徴。特に「染め」の工程では絹のうすい生地に細い線でデザインするのは世界に誇る技術だ。近年は、外国ブランド品が自国生産になったことやファッションの変化などにより生産が滞り横浜市内の企業数も減少する。
中島店長は「世界に認められるスカーフを横浜が生産していることを知らない人も多くなってきている」とし「3月に開催されるシルクフェアなどのイベントを通じ魅力を発信しているので、横浜スカーフを知っていただければ」と話す。
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