使用されたレターセット
嘘をついても良いという風習を持つエイプリルフール（４月１日）。ならば４月２日は――。（一社）横浜青年会議所（坂倉賢理事長／横浜ＪＣ）はこのほど、４月２日に本当の気持ちを手紙にしたためる企画「エイプリールトゥルー」プロジェクトを実施した。
この企画は横浜ＪＣが用意した専用レターセットを用いて、素直な気持ちを伝えたい相手に手紙を書き、同プロジェクトの事務局に郵送。４月２日に手紙が届く仕組み。レターセットは２０２０部用意し、日本郵便（株）などと共に進めてきた。
当初、プロバスケットボールチーム横浜ビー・コルセアーズの試合会場や横浜ＪＣ主催のイベント実施会場などでレターセットの配布を実施する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止で中止に。横浜市内３４１の小学校に３部ずつと横浜ＪＣの会員を通じて関係者などに配布された。同チームの選手や横浜ＪＣのイベントに出演する予定だったファッションモデルの西山茉希氏も参加し、手紙を書く様子が横浜ＪＣの公式ウェブサイトで紹介されている。
世界会議で発信
同プロジェクトは今年11月に横浜で開催される国際青年会議所の世界会議の場で報告する予定。担当者は「世界中で争いや紛争が起きるなかで、大切な人に素直な気持ちを綴った手紙を送る日を作ることでその日だけでも辛い思いをしている人を救えるのではないかと企画しました」と話す。それぞれの想いが綴られた手紙は本日、大切な人へ届けられる。
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