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教えて!右手代表【17】 意思能力の重要性
最近ご相談で多いのが、ご高齢の親名義の不動産の活用についてです。空家になって数年経つ実家の活用。賃貸や建替えなどご希望は色々。しかし活用に踏み出すには、所有者本人の「意思能力診断」という大きな壁があります。
本人の意思能力がしっかりあれば何も問題はありませんが、たかが賃貸であっても法律行為。意思能力がないと全ての契約は無効となってしまいます。なぜ「無効」に?それは意思能力がない人の契約を他人がする行為は、本人の意思に基づかないため。判断能力のない弱者を守る、大切な社会の仕組みなのです。
アパートなどを、親に代わり子供が経営するケースは多くありますが、状況によって注意が必要です。意思能力が健全なうちに、誰に何を任せるか、将来に向けて自ら意思決定できる任意後見制度の利用を検討されてはいかがでしょうか。遺言や家族信託も本人の意思能力が求められます。あなたの意思は本当に大切な意思なのです。
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