加賀町消防団(三浦順治団長)は9月13日、元町近くの中村川で消防隊と連携した干潮時の河川取水放水訓練を実施した。
この訓練は、大規模災害時に消火栓が使用できなくなった場合を想定したもの。地上より低い位置に水面があるため、取水するポンプの能力などを確かめた。特に干潮時には最大で7mの落差があるという。
当日は小径の40mmホースを使用し、6カ所から対岸に向けて放水。一方、災害時にはホースを延ばして道路を横断し建物に水をかけることになるので、三浦団長は「実際にうまくできるか、様々な想定をして訓練しなければならない」と話していた。
大規模災害発生時、消防隊の消火能力を超える事態が予想されるため、地域に根差した消防団の活躍が期待される。三浦団長は、火災が広がらないように初期消火が重要と指摘。そのため消防団にとって平時からの訓練が欠かせないという。
中区には加賀町をはじめ伊勢佐木、山手の計3消防団がある(西区は1消防団)。加賀町には4分団があり、現在約120人が所属している。
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