フットサル1部リーグ(F1)を戦う本牧を拠点とするYSCC横浜は11月13日、ボルクバレット北九州と対戦。横浜武道館で初の有観客試合となった今節は、2対2の引き分けとなった。
両チームは今年からF1に昇格したばかり。昨シーズンF2で無敗優勝を果たしたYSCCに対し、1勝差の2位につけたのが北九州だった。今季の初対決には北九州が8位、YSCCが10位でそれぞれがライバル対決に臨んだ。
前半開始2分、北九州の連携によって守備を崩され、早々に失点を許す。その後は攻守にわたってお互い一歩も譲らず、緊張感を保ったまま0対1で折り返す形に。
迎えた後半。開始早々から猛攻を仕掛けるYSCCだったが、ポスト直撃や相手の好セーブに阻まれる。その流れのまま迎えたコーナーキックから黒田智暉選手が左足一閃、試合を振り出しに戻した。
黒田選手の得点から約3分。自陣からの縦パスを受けた荒川勇気選手が反転からのシュート。残り約15分で2対1と突き放す。GK鈴木陽太選手の好セーブが光るなど、その後は膠着(こうちゃく)状態が続いたが残り7分、北九州に同点弾を決められ、そのまま試合終了。両チーム勝ち点1を分け合った。
試合を終え、「ここ数試合で多かったファウルが減ったのは、目に見えた改善点」と北野聖夜キャプテン。前田佳宏監督は「F2からのライバルである北九州との試合は、何が何でも勝ちたかった。しかしお互いの長所が出た良い試合でした。次節以降も期待していて下さい」と話した。
YSCCは11月23日、エスポラーダ北海道を相手に、4対7で敗北。次節は11月29日、シュライカー大阪と対戦する。
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