手づくりのクリスマス飾りで心健やかに―。そんな思いから、大鳥中学校の生徒が高齢者施設の入居者に見てもらおうと輪飾りやリース、ポスターなどを制作した。12月上旬に特別養護老人ホーム「本牧ホーム」に届けられる。
例年、大鳥中の生徒が本牧ホームを訪れ、2、3時間かけて飾りをつくり同ホームにあるツリーを装飾していたが、今年はコロナの影響で事前に制作し送り届けることになった。この交流は20年近く行われている。
輪飾りは段ボール2箱分、またトナカイやサンタ、ウサギの顔が付いた全長50cm程度の可愛らしい輪飾りも。
制作したのは同校の個別支援学級で学ぶ1年〜3年までの11人。「ぜひかざってくれるとうれしいです。体調にはきをつけて」などと記されたメッセージカードも添えている。
個別支援学級を担当する大場拓也教諭は「今年は外出イベントがすべて中止に。この飾りづくりが外部とつながる活動になれば」と話していた。
本牧ホームの担当者は「入居者の皆さんは、中学生がクリスマス飾りをつくっているとうれしそうです。来年以降も続けていただきたい」と期待していた。
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