西区の自主企画事業費は約1億円。新型コロナの影響を踏まえ「感染症対策の強化」「経済再生の実現」「地域活動の継続」に取り組む内容となっている。
重点事業は前年度同様に回遊性の向上、にぎわい創出、防災活動の推進、第4期策定を含む地域福祉保健計画「にこまちプラン」の推進を掲げる。また、コロナ禍の経験から、観光スポットのデジタルマップ活用促進や連合町内会長の定例会議にオンラインを導入するなど、一層のITやICTの活用が様々な事業に盛り込まれている。防災においても、災害時の情報伝達に資するよう区本部と避難所にICT機器を導入し多様な連絡手段の確保を目指す。
神大とコラボ
主な新規事業は2つ。地域連携の交流事業と区民利用施設を活用したICT機器の利用促進。地域連携交流事業として、みなとみらい21地区に新キャンパスを開校する神奈川大学で地域とのコラボ企画の開催を計画する。また2016年度から行っている「地域づくり大学校」の修了生が、その後も活動を継続できるように費用面での支援も新たに盛り込んだ。
区民利用施設の活用では、サークルや講座、スポーツ事業などの活動で地域に根ざした施設であることに着目。高齢者をはじめとしたICT機器にあまり馴染みのない区民らが、同施設を利用するついでにWi―Fiやタブレット端末などのICT機器に触れてもらおうという狙いだ。
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