中区本牧に拠点を置くサッカーJ3・YSCCは、「第15回YSCC杯 横浜開港記念サッカー大会」を開港記念日の6月2日にしんよこフットボールパーク=港北区=で開催する。※当日は新型コロナの感染対策として一般の観覧は不可。
この大会は、横浜開港記念日を祝して港町横浜の歴史を学び、すべての門を開くことで世界的課題である戦争、差別や偏見、環境破壊など、スポーツの持つ力で解決し、集う人々すべてが純粋にスポーツを楽しみつつ、参加者相互に心通わす機会とすることが目的。昨年は新型コロナの影響で開催できなかったが、今年は感染症対策を徹底することで実施に漕ぎつけた。
小学生を中心に60チーム、2千人の参加を予定する。低学年、高学年のそれぞれの部の試合のほかに、エキシビジョンマッチとして、YSCCが日頃よりボランティア活動で関わっている寿地区のチームとYSCCの選抜チームとの「ドリームウォーキングサッカー」や、アフリカ出身者をはじめYSCCフットサルのトップ選手、育成組織選手、ゲストなどが参加する「ごちゃ混ぜミックスサッカー」も行われる。
主催する特定非営利活動法人・横浜スポーツアンドカルチャークラブ(YSCC/吉野次郎理事長)は、これまで35年の活動の中で国際連盟が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の実現に取り組んできた。同クラブでは「サッカーを通してSDGsを具現化するプラットフォームになるため、今年改めて未来をつくる仲間と新たな一歩を踏み出します」とコメントしている。
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