改修工事のため休館中の横浜市開港記念会館はこのほど、館内を360度全方位で撮影したⅤR画像を使用し、まるで館内を歩いているかのような体験ができる「バーチャルツアー」の公開をホームページ上で始めた。中区相生町に本社がある損害鑑定会社の(株)永松鑑定事務所がⅤR画像を無償提供。同館のボランティアガイド「ジャックサポーターズ」による解説動画も組み込まれており、休館中でも同館を巡り、楽しめるよう工夫が凝らされている。
開港記念会館は1917年に横浜開港50周年を記念し、市民の寄付金で建てられた。同館をジャック、税関をクイーン、県庁はキングの愛称で「横濱三塔」として親しまれており、同館は89年に国の重要文化財に指定された。現在は保存改修工事中で、2024年3月まで休館を予定している。
バーチャルツアーでは、ジャックの魅力を存分に楽しめるよう館内を再現。また、館内全体を俯瞰で見渡すことができるドールハウスビューや、自由に館内を探索し360度を全方向見渡す事ができる機能も充実しており、ゆっくりと細部まで見学ができる。
解説動画では、非公開の地下室や時計塔の紹介、通り過ぎてしまいがちな廊下や旧貴賓室までも丁寧に紹介されている。詳細は本紙「こんにちは区長」のコーナーの二次元コードから。
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