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コレットマーレ医療モール「みなとみらいケンズクリニック」 脂質異常症の注意点とは? 取材協力/みなとみらいケンズクリニック 渡邊史郎院長
Q・健康診断でコレステロールが高いといわれました。症状がありませんが受診が必要ですか?
A・血液中のコレステロールや中性脂肪などの脂質が、基準値から外れた状態を脂質異常症といいます。
定期健康診断で何らかの異常があるといわれている人は全体の6割で、そのうち脂質異常を指摘されている方が最も多く30%以上を占めます。しかし、治療しているのは半分以下です。脂質異常症には自覚症状がほとんどなく、放置している人が多いと考えられます。
脂質異常症を放置すると、次第に血管壁が厚くなり、弾力性を失い硬化。内腔も狭くなり血液が流れにくくなります。これを動脈硬化といい、発症してもほとんど自覚症状はありません。しかし進行すると、脳や心臓の血流が悪くなり、脳梗塞や心筋梗塞を発症する危険があります。
また、足の末梢動脈に動脈硬化が起きる閉塞性動脈硬化症、腹部や胸部の動脈が硬化して大動脈瘤になるなど、動脈硬化により様々な疾患を発症する可能性があります。
動脈硬化の危険因子として、脂質異常症のほかにも肥満、高血圧、喫煙などがあり、危険因子が多い人ほど動脈硬化が起こりやすいことがわかっています。
医療機関での検査により動脈硬化の程度を把握することが可能です。脂質異常症の疑いがある方は、医療機関を受診して相談することをお勧めします。健康診断でコレステロールが高いといわれた時は、放置せずに早めに受診し、医師の指導を受けることが大切です。
医療法人社団健生会 みなとみらいケンズクリニック
〒231-8331横浜市中区桜木町1-1-7 TOCみなとみらい3階
TEL:045-651-2588
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