横浜市立本牧小学校(浜田哲也校長/409人)で11月19日、創立30周年を祝う記念行事が行われた。
同校としての歴史は30年だが、前身である「本牧学校」は、約150年前の1873(明治6)年、天徳寺に仮校舎をおいて創立。1901年に本牧小学校の名称になった。その後、関東大震災や空襲被害を乗り越えながら多くの卒業生を輩出してきたが、1947年に米軍接収により廃校。長い空白の時間を経て、92年9月に新・本牧小学校として開校した。
多彩な企画で祝う
記念行事は本牧小の「おたん生日会」と称して児童が企画。学校の歴史や校歌の誕生経緯など、学年ごとに調べた内容を、動画やクイズ形式で発表した。全校生徒での校歌合唱や校章にも描かれている「かもめ」をモチーフにした演出も。田中昌彦前校長や地域の来賓者にインタビューをしながら昔話に花を咲かせ、「30歳の誕生日」を祝った。
浜田校長はあいさつの中で、30周年を知った旧本牧小の卒業生から電話をもらったエピソードを披露し「今でも母校を思ってくれる卒業生や地域で支えてくれる多くの人がいる。未来の本牧小につなげて欲しい」と話した。
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