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中区・西区版 公開:2022年11月24日 エリアトップへ

UNHCR 高等弁務官が横浜訪問 ウクライナ避難民と交流

社会

公開:2022年11月24日

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避難民に日本での生活を聞くグランディ氏(前列右)
避難民に日本での生活を聞くグランディ氏(前列右)

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のフィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官が11月7日、パシフィコ横浜内の横浜国際協力センター=西区=を訪れ、同センターにあるウクライナ避難民の交流カフェ「ドゥルーズィ」で避難民と交流した。

 グランディ氏は、日本人初の高等弁務官を務めた故・緒方貞子さんの特別補佐官などを歴任し、2016年に高等弁務官に就任した。

 同氏の横浜市訪問は、UNHCRが自治体との連携強化などを目的に企画したもので、2019年に開かれたアフリカ開発会議以来3年ぶりとなった。

 午前中にドゥルーズィを訪れ、山中竹春市長らから市の支援内容について説明を受けた後に避難民と交流。現在の生活状況やウクライナに残る家族についての話を聞き、一人ひとりとコミュニケーションを図った。

 午後は市職員と市議に向けた講演会を実施。難民・避難民の数が世界で1億300万人を超えたことを挙げ、ウクライナ以外の国からも避難を余儀なくされた人がいるなどの現状を説明した。また、ドゥルーズィで交流したウクライナ避難民が「市の多面的な支援や日本人の優しさに感謝している」と話したことについて言及。横浜の避難民支援が模範になるとし、「日本全体に広げてほしい」と呼び掛けた。

支援の輪広がる

 市は、ウクライナ南部の港湾都市オデーサ市と1965年から姉妹都市として交流。医療やスポーツなどの分野で友好関係を築いてきた。こうした経緯から、義援金や10万人分の飲料水が確保できる移動式浄水装置33台をオデーサに寄付。南区の日本濾水機工業株式会社が製造・販売したものも含まれた。

 行政と民間などが連携し、ウクライナ避難民に一時滞在施設や市営住宅、家具・家電を提供する「オール横浜支援パッケージ」を軸に、支援の輪を広げていく。

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