蚕の頭数を数えるボランティア
三溪園の中にある旧矢箆原（やのはら）家住宅では７月２日から２００頭の蚕を育成中だ。現在、同園の合掌造りボランティアグループが中心となって、蚕を育てている。
これは群馬県富岡市が主催し、養蚕を伝承するために始めた「おかいこを育てて繭を作ってみませんか？」という事業。同園では３年前から同園創設者の原三渓が富岡製糸場を所有していた縁からこの事業に参画しており、育てた蚕は繭の状態になったら、富岡市に毎年送り返している。同製糸場は２０１４年に世界遺産に登録されている。
飼育作業の見学は７月25日頃まで（生産状況で異なる）。問い合わせは同園【電話】０４５・６２１・０６３４へ。
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