松見町にある八幡神社氏子総代がこのほど、八幡神社の社務所を改築することを決めた。平成に行う記念事業の一つとして2018年9月に着工する予定。現在、改築するために捻出する費用の支援者を募集している。
松見町の八幡神社は、松見町1丁目から4丁目、松見西寺尾町内会が組織する八幡神社氏子総代で管理を行う。毎年8月には御神楽の奉納が行われ、多くの人で賑わいを見せている。
神社の事務所的な役割を持つ社務所は、正月や七五三など祭事の準備や寄合の場所として氏子総代が利用している。この度の改築は建物の老朽化が進んだことや「後世に神社の伝統を伝えていくため、年号が変わる前の平成の内に改築したい」という氏子総代の思いから決められた。
社務所内は10人ほどが入るスペースがあるが、所々にひび割れや補修をした後が見られる。以前は住み込みの管理人がいたが、現在は常駐していない。改築は建物耐震性の強化と住込み時に利用していた場所をなくし、会合するスペースを広く取る予定だ。
2018年9月から着工する予定で、18年度中の完成を目指している。
改築費用の7割
社務所の改築にかかる総費用は約1350万円。現在までに7割程度集まっている。残りの費用は地域の人からの協力を求めており、7月から支援者募集を行っている。
氏子総代の総務部長の岡谷博さんは「八幡神社はとても歴史が古く、地域の人が代々守ってきたもの。御神楽をはじめ、日本古来の文化が残る貴重な場所を後世の子どもたちにも伝えていきたいという思いから改築を決めました。ご支援をお願い致します」と呼びかける。支援希望者は八幡神社の社務所に置かれている用紙に記入し、申し込む。 (問)八幡神社【電話】045・401・2651
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