神奈川区版 掲載号:2017年12月14日号 エリアトップへ

菅田ハイツ自治会 「野菜の移動販売」スタート 高台住人の「声」受け

社会

掲載号:2017年12月14日号

  • LINE
  • hatena
行列ができた集会所前
行列ができた集会所前

 菅田ハイツ集会所前で12月8日、けやき農園=菅田町=で栽培された新鮮野菜の販売会が行われた。これは、菅田ハイツ自治会が高台に位置する地域住人たちの声を契機に実施。同農園を運営する社会福祉法人孝楽会(引地孝一理事長)と菅田地域ケアプラザ(松野勝民所長)の協力を得て、買い物に苦労している人たちに手を差し伸べる取り組みだ。

 「移動販売」は、11月24にスタート。「初回は15分で完売した」(松野所長)という経験を生かし、2回目となった12月8日の販売会には、大根や長ねぎ、じゃがいも、ミカンなど、8種類の野菜・果物を30袋ずつ用意して臨んだ。全て100円。開始前から長蛇の列ができ、けやき農園で収穫されたばかりの新鮮野菜が次々と売れていった。

 初めて販売会に訪れたという88歳の女性は「たくさん買ったから、お友だちに分けてあげるの」と笑顔で買い物を楽しんでいた。

支え合いマップ契機

 同自治会が2016年に作成した「住民支え合いマップ」がきっかけとなった。これは、近所付き合いなどの情報(人のつながり)を住宅地図上に落とし込み、目に見える形で地域の課題や孤立する人を浮かび上がらせるもので、地域の実情を近隣住民が把握し、助け合える関係を築くことを目的とした取り組み。

 マップ作りで浮き彫りとなったのは、区内でも1・2を争う「超高齢化」の現状だ。全18棟・342世帯からなる菅田ハイツは、高齢者世帯が約37%、一人暮らし世帯も約14%を占めている。日常生活での支援を必要としている世帯も多く、住民たちは口々に「高台にあるので買い物が大変」と課題を挙げていた。

 そこで、マップ作りに携わった菅田ケアプラザが、交流のある孝楽会に打診。引地理事長は「社会福祉法人として社会貢献は重要。地域との連携を深めるために、お手伝いすることを決めた」と意義を語る。

 次回は12月22日午後2時〜開催予定。松野所長は「販売量がつかめないので、今後は予約制も検討していきたい」と話している。

神奈川区版のトップニュース最新6

県内不足数、3万人超

看護職員

県内不足数、3万人超 社会

厚労省が2025年推計公表

11月14日号

消費増税「影響わずか」

大口通商店街六角橋商店街

消費増税「影響わずか」 経済

ポイント還元後に不安も

11月14日号

決戦は24日の最終戦か

横浜FC

決戦は24日の最終戦か スポーツ

J1昇格へ残り3節

11月7日号

地元農作物でジュース作り

羽沢町の 就労支援施設

地元農作物でジュース作り 社会

農業と福祉の連携めざす

11月7日号

いじめ認知件数、過去最多

公立小中学校

いじめ認知件数、過去最多 教育

市調査で前年比2割増

10月31日号

「都シチウ」が復活

島田橋やぶ

「都シチウ」が復活 文化

創業100年契機に

10月31日号

「新聞名古屋城」を制作

「新聞名古屋城」を制作 社会

神奈川工業定時制の4人

10月24日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月7日0:00更新

  • 10月31日0:00更新

  • 10月24日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年11月14日号

お問い合わせ

外部リンク