神奈川大学学生ボランティア活動支援室(小倉勝十室長)は6月29日、同大学で「神大マルシェ」を開催した。出店者が昨年から5件増え、今年から区内企業も参加。約500人が来場し、区の魅力にふれた。
神大マルシェは、「神奈川大学の学生に普段から通学しているまちの魅力を知ってもらうこと」や「地域の人に神奈川大学に来てもらうこと」を目的に、昨年同団体が企画したイベント。昨年は、区内の農家や障害者就労支援作業所など8店舗から出店があり、商品を通じて学生と地域が交流した。
今年は、出店者が5店舗増え、全13店舗に拡大した。岩井の胡麻油株式会社や川美せんべい本舗など地域に根付いている企業が出店したほか、神奈川区役所や横浜市中央卸売市場も地産地消の推進や市場のPRなどのブースを設けた。昨年は、同大学の3号館のみを使用していたが、同館のエントランス前にもブースを設け、区の魅力を発信した。
地域の力を借りて
今回の出店規模の拡大は、地域と学生が繋がる「まち×学生プロジェクト」の存在が大きい。月に一度開かれる会議のなかで、学生側から企画を共有することで地域の人や行政が持つ人脈を頼りに出店へ結びつけたこともあり、規模が広がる要因となった。
当日は学生をはじめ、地域住民や出店関係者など約500人が来場した。スタート時には、高田靖神奈川区長も駆けつけ、あいさつ。来場した学生らは、商品を手にしながら出店者と話し、神奈川区の魅力を知った。
小倉室長は「新しい出店者が増え、区の歴史や情報も知ることができた。今後も交流イベントを企画しているので地域との距離感を縮めていきたい」と笑顔で話した。
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