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神奈川区版 公開:2018年8月2日 エリアトップへ

協進印刷 CAP授業を母校に 大口台小で人権プログラム

教育

公開:2018年8月2日

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寸劇で学ぶ児童たち
寸劇で学ぶ児童たち

 大口台小学校で7月17日、認定NPO法人エンパワメントかながわ(阿部真紀理事長)の職員らが「CAP(子どもへの暴力防止)」をテーマに授業を行った。株式会社協進印刷(江森克治社長)の寄付金を活用して実施したもので、3年生の児童には、安心、自信、自由の権利を持っていることを、寸劇などを交えた授業で伝えた。

 CAPとは、あらゆる暴力から子ども自身が自分を守るために何ができるのかを、子どもや教職員、保護者、地域に伝える人権プログラム。エンパワメントかながわが講師を務めた。同法人は今まで、CAPなど暴力防止のためのワークショップを7800回実施し約29万人が受講している。

 協進印刷の江森社長は大口台小の出身。CAPの取り組みを知る機会があり「素晴らしい授業を母校の子どもたちにも体験してほしい」との思いから学校に協力を依頼し、授業を受ける機会をプレゼントした。今年が2回目で、社会貢献としてCAPの授業実施の協賛を呼びかける冊子も作成している。江森社長は「地域で子どもたちを守る一員として弊社でもCAPのような活動を支援するのは大切だと思い、協力させていただきました」と話す。

寸劇でより身近に

 授業は小学3年生の30人が受講。CAPの授業ができる資格を持つ3人の講師が「安心」「自信」「自由」の権利をキーワードに授業を展開した。

 同級生から無理やりかばん持ちをさせられてしまうときや下校途中に知らない人に声をかけられたとき、身近な人から暴力を受けたときのそれぞれの場面を寸劇で披露。場面ごとにどうやって対応するかを児童たちに意見を求めながら、「いや」と意思表示を示すことや逃げること、大人に相談することなどの大切さを伝えた。
 

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