横浜市立菅田小学校PTA(川越理絵会長)がこのほど、神奈川県教育委員会から2018年度の優良PTAとして表彰された。「教育=共育」をテーマにした独自の取組が評価されての栄誉となった。
優良PTAは、本来の目的・性格に照らして優良な実績をあげているPTAを選定し、その業績を称えることでPTAの発展・活性化に役立てようと、県教委が毎年表彰を行っている。49回目となった今年度は、県内41団体が選ばれ県庁本庁舎大会議場で表彰された。
「教育=共育」
神奈川区内からは、菅田小学校PTAが受賞した。
同PTAは「教育=共育」をテーマに掲げ活動している。子どもを通じて保護者も育とうと、学校や地域、家庭の連携を大切にしているほか、会員の意見や要望にいつでも応えられるように、メールや電話を受け付けている。昨年度は、区PTA連絡協議会主催の校外研修イベントで委員長を務めた。神奈川消防署の協力を得てAED講習を開催し、他校から訪れた保護者らとともに大きな成果を上げた。
今回の表彰は、こうした会員の熱意と協力によってPTA活動の充実と発展に努めたことが評価されたものだ。
活動の負担軽減を
県優良表彰を受け川越会長は「保護者の皆様への感謝しかありません」と第一声。昨今、PTA活動の是非が議論されていることについては、活動の軽減方法などの話し合い、保護者同士や学校、地域との連携強化が不可欠だと指摘する。菅田小PTAでは、学校行事の手伝いがない月は定例会をなくしたという。「続けていくことでアイデアが生まれる。子どもたちの安全や過ごしやすい環境を作るためにも、今後もしっかりと連携して取り組んでいきたい」と抱負を語った。
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