神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2019年10月17日 エリアトップへ

六角橋メガネの太田 古眼鏡をタイに寄付 現地へ届け20年間

社会

公開:2019年10月17日

  • X
  • LINE
  • hatena
寄付予定の眼鏡を手にする中村代表
寄付予定の眼鏡を手にする中村代表

 来年創立50周年を迎える六角橋の「メガネの太田」(中村善昭代表)は、20年間欠かさず下取りや寄付で集めた眼鏡をタイに無償提供するボランティア活動を行っている。今年も10月25日から28日にかけて中村代表らが現地を訪れ、眼鏡を必要とする人々に直接手渡す。

 この取り組みは、メガネの太田をはじめ日本の眼鏡店が加盟する団体「NPO法人日本―タイ王国メガネボランティアグループ」が実施しているもの。視力補正を通じてタイの人々の生活向上に繋がればと、年間で約2000個の眼鏡を無償配布する活動を20年間にわたり続けてきた。

 同社の中村代表は初期メンバーとして当初からこのプロジェクトに携わっており、「送っておしまいではなく本当に困っている人に手渡ししたい」との思いから、代表とスタッフが交代で毎年直接現地に出向いている。

 タイで提供されるのは寄付で集められた眼鏡のフレームを活用し、新たなレンズや部品に交換したもの。事前に赤十字の献血に参加した人を対象に配布され、現地では視力測定後にそれぞれの度数に合った眼鏡を選び、かけ具合などを調整する。

不要眼鏡を募集中

 今年は眼鏡店10社20人で、チョンブリ県のスイラーシャ寺院やバンコクのパクナム寺院といった地域を訪れる予定だ。

 これに伴い、同店では使わなくなった眼鏡を募集している。中村代表は「ご不要の眼鏡がありましたらお持ちください。間違いなく有効活用できますよ」と呼び掛ける。
 

以前の無償提供の様子
以前の無償提供の様子

神奈川区版のトップニュース最新6

工場見学が累計30万人

日産自動車横浜工場

工場見学が累計30万人

愛され続けて90年

4月25日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

デジタル端末貸与を実現

神奈川工業高定時制

デジタル端末貸与を実現

地元企業連携では全国初

4月18日

追突事故が増加中

神奈川警察署管内

追突事故が増加中

15日まで交通安全運動

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook