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区予算 防災、子育てなどに重点 自主事業に1億600万円

政治

掲載号:2020年2月27日号

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 神奈川区の2020年度編成予算が公表され、個性ある区づくり推進費(自主企画事業費)として約1億600万円を計上した。地域防災力の向上や振り込め詐欺対策など安全・安心なまちづくりに向けた施策をはじめ、地域の魅力向上や持続可能なコミュニティ形成に向けた取り組みを推進する。

 「防災・防犯」「健康・子育て・介護」「魅力あるまちづくり」「地域との協働」を柱に、地域課題に対してきめ細かく対応しながら多世代が安心して住み続けられるまちづくりを目指す。

 防災面では大型台風の被害などを踏まえ、乳幼児の子育て世帯を対象にした家具の転倒防止グッズの配布と、窓ガラスの飛散防止フィルムの設置に対する補助事業を新規で盛り込む。地域防災拠点の運営力向上を目指したマニュアルの改訂支援や、拠点を知らせる案内表示板を小中学校の入口などに設置する事業も新たに行う。防犯の重点施策としては、多発する振り込め詐欺の撲滅に向けた啓発物品の配布や、詐欺防止機能が付いた電話機器の普及対策などに250万円を計上した。

 健康・子育て・介護の分野では、新規事業として健康相談イベントを年10回の予定で実施。年2回のウォーキングなど、身近な健康増進イベントにも力を入れる。区独自の子育て支援策として親子のたまり場を整備する「すくすくかめっ子事業」では、新たにたまり場を立ち上げる地域への支援を行うほか、事業の20周年を記念したフォーラムを開催し、PR動画も制作する。

転入増見込み魅力発信に注力

 臨海部の開発や羽沢横浜国大駅の開業に伴う若年層の転入増加を見込み、在住歴の浅い住民に向けて区の資産を活用した魅力発信を図る「わが町かながわとっておき」事業には233万円を盛り込んだ。区民や事業者とともに温暖化対策やまちの美化にも取り組んでいく。

 地域との協働に関しては、地域課題の解決に向けた区民の自主事業に対する補助金を交付するほか、協働事例の周知などに向けた広報紙の発行、地域住民の情報発信を促進するためのSNS活用講座などに94万円を充てる。

 自主企画事業費は、地域のニーズに応じて個性ある区づくりを推進するための経費。予算は各区に割り当てられ、神奈川区の予算総額は1億613万円だった。開会中の横浜市会で審議され、3月24日の本会議で議決される。

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