横浜国立大学=保土ケ谷区=は、新型コロナウイルスワクチンの大学拠点接種を9月1日からキャンパス内で開始した。同大の学生や教職員に加え、18歳以上であれば近隣住民も接種を受けられる。
同大は当初、職域接種の実施に向けて準備を進めていたが、6月末に申請が停止されたことを受けて文部科学省に相談を続けていたという。結果、文科省が進めている大学拠点接種形式で集団接種を行うことが決まった。
大学拠点接種は、地域の負担を軽減しながら接種を加速させるため、自治体による接種に影響を与えないよう医療従事者や会場などを自ら確保することを前提にしている。同大では、横浜市立大学と同附属病院から医師や看護師、薬剤師の派遣を受けて実施する。
接種対象は在学生や教職員、キャンパス内で日常的に業務を行う事業者、警備員、清掃員などのほか、地域の教育機関の学生、教職員。ワクチンの数量に余裕のある範囲内で、区内外の近隣住民で接種を希望する人も受け付ける。
使用ワクチンはモデルナ製で、供給量は1万2千回(6千人)分。接種券が手元に届いていなくても接種を受けられるという。接種日は1回目が9月1日から15日、2回目が9月29日から10月13日で、2回とも大学拠点接種会場で接種することが条件となる。2回目の接種は1回目の接種日から4週間後の同一曜日、同一時刻に行われる。
近隣住民の予約は8月30日から始まっており、大学のホームページ内にある専用サイト(【URL】https://www.ynu.ac.jp/hus/koho/26726/)から行う。
問い合わせは横浜国立大学大学拠点接種コールセンター【電話】045・641・2937(平日午前9時〜午後6時)。
【8月30日起稿】
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