区内の青少年らがダンスやバンドなどのパフォーマンスを披露するイベント「B-SKY FES(ビースカイフェス)」が、9月4日に行われる。神奈川公会堂での開催は3年ぶり。同フェスの貝川弘行実行委員長は「コロナ禍でも頑張っている子どもたちの素敵な笑顔を見に来て下さい」と呼びかける。
25歳以下が活動披露
同フェスは青少年の健全育成を目的に、ダンスやバンド活動などを披露する場を提供しようと企画されたもの。原則25歳以下の区内在住、在学、在職者の個人・団体が参加し、15分の持ち時間の中で、ストリートやフラ、チアダンス、バンドなどさまざまなジャンルを披露する。
きっかけは2011年。神大寺地区センターに設置されていた神奈川区青少年地域活動拠点でバンド講習を実施する中、「一度は発表してみたい」と翌年にかなっくホールでライブを開催した。幼児や小学生を中心としたチアダンスをはじめ、学生・保護者のバンドなど5団体が登場。観客も約200人が足を運ぶなど盛り上がりを見せたことから、13年に神奈川公会堂での同フェスがスタートした。
以降、神奈川東ロータリークラブとの共催や、アジアとの交流を目指し、神奈川朝鮮中高級学校=沢渡=の舞踏部と器楽部が参加した年も。18年夏の開催時には、初めて入場者数が1千人を超えたという。
コロナ禍で20年は中止に。昨年は会場での開催を模索するも断念し、ダンス・バンドの6団体によるパフォーマンスの動画を配信する形式となった。
今年は10回目
同フェスとしての開催は今年が10回目。貝川実行委員長は「たくさんの方の参加・協力があるからこそ開催を継続できている。いずれは、子どもたちが大きな夢を持てる野外フェスなどのような空間を提供できるようにしていけたら」と展望を語る。
今回は16団体が参加する予定。当日は正午から午後6時で、定員500人。申し込みは不要。
神奈川区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>