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神奈川区版 公開:2016年11月3日 エリアトップへ

三ツ沢中町 子連れサロン「みっつ」開所 子育て中のママが運営

教育

公開:2016年11月3日

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米永さんと虎ノ介くん
米永さんと虎ノ介くん

 三ツ沢小学校の近くに10月31日、「子連れサロン みっつ」=三ツ沢中町5の1―206=がオープンした。地元出身の米永加奈子さん(36)が運営し、周辺に暮らす子育てママたちのための情報発信基地をめざす。

 「みっつ」は、子育て中の母親らが子どもを遊ばせたり、育児情報を交換する場として誕生した。開放日は祝日を除いた毎週月曜日午前10時30分から午後2時30分までで、入場料は一日300円。金曜日には子連れで参加できるヨガ教室などが開催されるほか、火曜日から木曜日まではルームレンタルを行う。

 絵本を読んだり遊具で遊ぶことができるほか、壁一面を使った黒板で思いきりお絵かきが楽しめる。米永さんは「ブルーの黒板は手作り。完成に1カ月ほどかかった」と笑って振り返る。

情報発信基地に

 三ツ沢中町出身で、現在も夫、2歳の息子と暮らしている米永さん。祖父母が「みやうち商店」という文房具店と化粧品店を営んでいたこともあって、米永さんは幼少期から近所の人たちに見守られて育った。

 子連れサロンを立ち上げようと思い立ったのは、妊婦だった2年前。子育て情報が手に入る場所が三ツ沢周辺に少ないことに不便を感じたことがきっかけ。「東神奈川まで行けば区の地域子育て支援施設があるが、大きなおなかを抱えて行くには大変。三ツ沢にも必要だと思った」。産後うつにも悩まされ挫折した時期もあったが、ようやくオープンにこぎつけたという。

 米永さんは大学で幼児教育を学んでおり、スイスで働いていたときには現地の知り合いにベビーシッターを頼まれることもあった。「自分自身もいろんな人に育ててもらった。お母さんどうしの情報発信の場にしたい」と意欲をみせる。

 オープン当日には近くに住む親子でにぎわい、さっそく情報交換に花を咲かせていた。沢渡在住の櫻井美枝さんは「家にこもっていると気分が落ちてしまうので、集える場所がたくさんあるとうれしい」と話す。

 今後は、他の子育て広場やママサークルとの連携などにも取り組む方針だ。

たくさんの親子でにぎわった初日
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