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神奈川区版 公開:2018年5月3日 エリアトップへ

韓国の伝統舞踊を地域に広める 戸張 希子さん 上反町在住 56歳

公開:2018年5月3日

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伝統舞踊伝え、日韓親善を

 ○…「日本の人たちにも韓国の伝統舞踊を知ってほしい」。4月から韓国の無形文化財に登録されている伝統舞踊「僧舞(そうのまい)」の伝授所を自宅スタジオに開いた。世界で8カ所目にあたり、関東支部の責任者に。「踊りを地域の人たちに伝えることで日本と韓国の親善に繋げたい」と意気込む。

 〇…韓国の全州市で7人きょうだいの末っ子として生まれた。4歳でソウルに移り、チャング(太鼓)の音色に出会ったのは8歳の頃。近所の友だちと隠れんぼをしていたときのこと。同じ歳くらいの子どもが美しく舞う姿に時間を忘れて見惚れていた。「私も踊れるようになりたい」と舞踊の世界へ。韓国内の名門である国立伝統芸術高等学校で伝統舞踊を本格的に学び、ソウル芸術大学でも研鑽に努めた。

 〇…韓国舞踊の第一人者であり、無形文化財「僧舞」継承者として日本で普及活動を続ける金昂先さんに憧れを持ち日本語を勉強。全国の国楽競演大会で優勝するなど舞踊を極めるなかで、37歳のときに、兄から関係会社先の治行さんを紹介され1年半後に結婚。横浜へと渡った。義母の介護で忙しい日々を過ごしながら、ヨガのインストラクターの資格を取得。地域で教室を開く一方、読売カルチャースクールで舞踊の講師も務めた。「日本に来てからは寂しい思いもしたが、だんだんと友だちができてきた」と笑顔をみせる。

 〇…憧れていた金さんとは11年前に出会い、弟子入り。何回も通って踊りを習得し、晴れて伝授所を開所した。踊りの深みを出すのが大変だったという。「踊り続けてきたことで金先生と出会えたのはとても嬉しい」と話し「韓国舞踊は呼吸をとても大切にする踊り。健康にも良いのです」と魅力を語った。

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