神奈川区が2019年度に行う「個性ある区づくり推進費(自主企画事業費)」の予算案、概要がこのほど明らかになった。「安全・安心なまちづくり」など4施策を柱に、約1億円を計上した。
自主企画事業費は、区役所が地域のニーズに応じて個性ある区づくりを推進するための経費。予算は各区に割り当てられており、神奈川区の19年度の予算額は1億601万円で昨年度より15万円増加した。
4つの施策の柱
19年度予算案では、「共感と信頼の区役所」を基本に「つながり」「安心」「温かさ」を実感できるまちを目指し、「防災」「健康」「魅力」「協働」の4分野を柱に据え、地域住民と協働の街づくりを進める。
「防災」分野では、昨年同様「安全・安心なまちづくり」を掲げ、地域防災力向上事業(約2675万円)に重点を置いた。自助の行動を促す取組を強化するとともに、町の防災組織の取組支援に加え、女性の視点を取り入れた避難所運営等の共助の取組を推進する。
「健康」分野では、「誰もがいきいきと暮らし続けられるまちづくり」を掲げ、かながわ健康づくり応援事業に613万円を計上したほか、地域で安心して子育てできるよう親子のたまり場づくりや外遊び支援の充実などに取り組む。
「魅力」分野では、「魅力にあふれ愛着が持てるまちづくり」を掲げた。区の魅力を更に発信し、幅広い世代の区民同士のつながりを育み、次世代につながるよう取組を進める方針だ。「協働」分野では、「地域の力やつながりをはぐくむまちづくり」を掲げ、地域力アップ推進事業に337万円を計上。「かながわ支え愛プラン」も推進する。
同推進費を含む横浜市の19年度予算案は、現在開会中の市会定例会で審議されている。
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