神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2021年2月11日 エリアトップへ

ノース・ドック一部返還 3月までに土地1400平方メートルなど

社会

公開:2021年2月11日

  • X
  • LINE
  • hatena
返還される土地など(防衛省資料)
返還される土地など(防衛省資料)

 横浜市は1月28日、神奈川区にある米軍施設「横浜ノース・ドック」の土地や鉄道レールについて、日米合同委員会で返還が合意されたと防衛省南関東防衛局から報告があったと発表した。土地面積は約1400平方メートルで、3月31日までに返還される予定。施設の一部返還は2009年3月以来となる。

 返還が決まったのは、ノース・ドック内に引き込まれた鉄道用レールやゲート外のレール、周辺の土地約1400平方メートル。市基地対策課によると「使用していないため返還すると報告を受けた」という。

 返還後はレールと運河に架かる鉄橋を撤去する予定で、今後の利用についてはJR貨物に委ねる。同課では「返還された土地は面積も狭く、(広場や遊歩道として整備するなど)市民向けの活用は難しいだろう」と話す。

 ノース・ドックがある瑞穂ふ頭は、終戦翌年の1946年4月に連合国軍の接収を受けた。一部返還については、米軍が横浜市や民間企業などと共同使用していた土地2万7千平方メートルや周辺水域、橋梁が返還された2009年以来12年ぶりとなる。

 市内にはノース・ドックを含めて4カ所・約150ヘクタールの米軍施設が残っている。このうち根岸住宅地区=中・南・磯子区=と池子住宅地区の飛び地部分=金沢区=は日米間で返還の方針が合意されているが、ノース・ドックと鶴見貯油施設=鶴見区=の返還についてはめどが立っていない。

 市では毎年春に国に対して市内米軍施設の早期全面返還を求める要望を行っているといい、同課は「全面返還に向け、地道に声を上げ続けていきたい」と話している。
 

神奈川区版のトップニュース最新6

工場見学が累計30万人

日産自動車横浜工場

工場見学が累計30万人

愛され続けて90年

4月25日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

デジタル端末貸与を実現

神奈川工業高定時制

デジタル端末貸与を実現

地元企業連携では全国初

4月18日

追突事故が増加中

神奈川警察署管内

追突事故が増加中

15日まで交通安全運動

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook