ひまわりを大切な人に贈るプレゼント企画が菅田地区で開催されている。地元の社会福祉法人が、地域に夏の花を楽しんでほしいと栽培したひまわりを無料で提供。菅田地域ケアプラザと同地区センターが、ひまわりを1本ずつラッピングし、メッセージカードを用意したことで、同企画に発展した。
ひまわりは、菅田町で特別養護老人ホーム「けやき荘」を運営する社会福祉法人孝楽会が手掛ける農園で栽培されたもの。もともと未耕作地だった場所を活用しコスモスなどを栽培。昨年は、10月頃にコスモスが満開を迎え、テニスコート1面分ほどの広さに咲き誇り、多くの人が観賞に訪れていた。
今年は、初めてひまわりの栽培に挑戦。切り花にしやすい大小の花をつける4種類のひまわりを植えた。当初はけやき荘の利用者や職員などに配っていたが、同法人の理事で農園の園主を務める井上友二さん(菅田町在住)は「昨年コスモスの栽培で地域の方に喜んでもらえたので、夏の花も楽しんでほしい」と菅田地域ケアプラザなどと共同事業を模索。「ひまわりを大切な人に贈る企画にしたら、コロナ禍で沈んでいる地域の皆さんの気持ちが元気になるのではないか」と今回のプレゼント企画に至った。
8月31日まで
同企画は、菅田地域ケアプラザ・同地区センターの入口にブースを設けて実施。ひまわりの提供は8月31日までで、毎週月曜日、水曜日、金曜日に各50本ほどを用意。提供時間は午前10時〜午後4時。ひまわりは、一人1本までの制限があり、栽培状況により提供できないことも。同ケアプラザの職員は「普段会えない人や感謝を伝えたい人にぜひ、ひまわりを」と呼びかける。
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