宮崎中・山本さん 3年連続の県知事賞 日本学生科学賞
中高生による理科・科学のコンクール「第55回日本学生科学賞」県審査で、宮崎中3年の山本雅さんが中学の部で県知事賞に輝いた。山本さんは3年連続の受賞。また、学校賞には宮前平中学校が選ばれた。
1年生は「乾電池の残り電気の有効利用」、2年生では「エコなべの研究」で県知事賞に選ばれた山本さん。さらに昨年は全国審査で旭化成賞にも選ばれるなど、同コンクールで活躍してきた。そして今年は「冷たい水を作って飲もう!」をテーマに、気化熱を利用した水の冷却に挑戦した。ホームセンターなどで手に入る材料で冷却装置を自作。試行錯誤を経て、最大8・5℃の冷却に成功した。山本さんは「今年は震災もあり、被災地の人たちも役立つような研究がしたいと考えた。高校に進学しても色々な研究をしていきたい」と話している。
学校賞に宮前平中
学校全体の取組みが評価された宮前平中学校。光電池を使って宮前区における効率のよい太陽光発電の方法を探った辰巳ちひろさん、関田彩貴美さん(3年)と、酢酸ナトリウムの過冷却現象を調べた金澤侑太さん、前田拓実さん、内田虎太郎さん、森谷大輝さん、寺田睦さん、大久保和城さん(3年)のグループが県科学教育振興委員会賞を受賞した他、出展6作品のうち4作品が1次審査を通過した。
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4月26日
4月19日