顔が見えるご近所つきあい 宮前地区連合町内会創立50周年記念シリーズその3 大塚町内会
昭和36年(1961)に、馬絹町内会から分かれて誕生した。高津区との区境に位置し、昭和55年の分区の際には梶ヶ谷1丁目町内会(現高津区)が独立。高津区の梶ヶ谷小に通う児童もいるなど、区をまたいだ地域交流も多い。
町会名は、宮崎中学校北側にある「宮崎大塚古墳」に由来する。一般民家の庭に高さ約4m、直径約25mの大きさで現在も残る円墳が町のシンボルだ。「地名にはないですが、戦時中、木炭バスが走っていた頃からバス停名が『大塚』でしたからね」と笑顔で語る。
地域行事が盛んで、納涼盆踊りやボウリング大会、防災訓練、健康フェスティバルへの参加、12月のもちつき大会や歳末警戒、日帰り旅行、女性向けフラワーアレンジメント教室など、多彩だ。戸建とマンションが共存し、「気の知れたご近所つきあいができていると思います」と話す。防犯には特に力を入れ、小中学生の登校時にあいさつ運動を兼ねたパトロールや昼、夜もグループで定期的に行っている。「常に目を光らすことで犯罪を未然に防ぐ効果がある」。また町内会館にAEDも備えるなど、安全安心の町づくりをアピールする。
課題は高齢化。町会役員のなり手不足も気がかりだが、「子供会も盛んだし、大塚太鼓など世代を超えた活動もある。縦横のつながりを大切にしていきたい」
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4月26日
4月19日