たくさん読んで学んで 富士見ＬＣが被災地小学校に本寄贈
山元町の児童とライオンズのメンバー
東日本大震災の津波で被害を受けた宮城県亘理郡山元町の小学校３校に、川崎富士見ライオンズクラブが図書１１１冊を贈呈した。
同クラブは、震災直後から、義援金募金などの活動を続けてきたが、人の手を介してではなく、自分たちで直接手渡しできる支援をと企画した。
２月16日には、ライオンズのメンバー16人が山元町を訪れ、山元町の教育長や３校の代表児童に手渡した。
山元町は、宮城県の東南端の太平洋沿岸に位置し、贈呈先の小学校も海岸から３００メートル程の所にある。校舎はもちろん、図書館の蔵書も津波の被害を受けていた。
本を受け取った児童は、「亡くなってしまった他の子たちの分まで頑張って勉強したい」と力強く宣言していた。
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