昭和45年に自治会発足。全23棟・入居610世帯は、有馬地区の公営住宅では最大規模となる。「住民同士のつながりが活発で、まとまりが良いのが自慢です」
自治会加入率はほぼ100%。65歳以上の世帯が70%と高齢化が進んでいるが「住民同士の助け合いが自然とできているので閉じこもりもいないですね」と話す。各棟をまとめる「棟責」をはじめ、役員を中心に積極的な声がけを行い、普段の連絡網ほか災害時の安否確認にもなる自治会名簿も2年に一度作成するなどきめ細かな運営を行っている。「住民の皆さんの協力はもちろん、先代会長をはじめ、これまでの役員の方々がしっかりとした規約をつくってくれたので助かっています」とニコリ。5月のフリーマーケット、7月の盆踊り、秋の文化祭、毎月のゴミ拾いなど、年間行事の多さも自治会運営の良好さを物語っている。老人会の「寿老会」とも連携し、「住民同士が孤立しないよう気を配っています」と語る。
「以前は、この近くに図書館や住民が学んだり、レクリエーションできる施設がなくてね」。そうした住民の要望を受け、2010年、かつてあった「有馬公設市場」跡に誕生したのが現在のアリーノ(有馬・野川生涯学習支援施設)。「もっと賑わいのある施設にするために今後も積極的に利用していきたいです」
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