精神障害のある人々を中心に、誰もが憩える場所を提供している「宮前平駅前スペースここわ(小久保富久子代表)」の講演会が18日、宮前市民館で行われた。
当日は約50人が参加。「地域で笑顔で暮らしたい」をテーマに、自身も重症心身障害のある子どもを持つ中畝治子さんが講演した。中畝さんは、子どもの障害を少しでも良くしようと悩んだり苦しんだりした経験をもとに「弱い立場の人に寄り添い、そのありのままの姿や笑顔を大事にしていくことが大切。障害のある人もない人も一緒にいることで自然と助け合う関係ができていく」と話した。講演後は中畝常雄さんら4人による西アフリカの太鼓バンド「パランパラン」の演奏が披露された。太鼓の音色に合わせて参加者らと踊ったりと和やかな雰囲気に包まれた。
小久保さんは「今回の講演で普段馴染みのない方とも知り合えた。今後の交流に期待したい」と話した。
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